軽天工事
軽天工事には、軽鉄と呼ばれる薄い鉄板を形にした材料を用います。
軽鉄を内装工事の壁、天井の下地材として使います。
木と違い水や湿気にも強く燃えないため、現在では、ほとんどの物件で使われています。
軽天工事のメリット
1.防火検査に通りやすい
2.工事のスピードが大工の作業より速い
3.木材に比べ単価が安い
軽天工事の流れ
1.足場を組み、ボルトを吊ります。
2.チャンネル(野縁受け)を掛けます。
3.バー(野縁)を流します。
4.レベルの調整をします。
5.間仕切り壁を施工します。
ボード工事
燃えない建材として使用される石膏ボードを壁や天井に貼る作業です。
内装工事のクロスや塗装の前工程作業で下地となります。
ボード工事のメリット
1.防火の検査に通りやすい
2.加工性、施工性がよい
3.防音、遮音性能に優れている
4.耐アレルギー性能にも優れている
ボード工事の流れ
1.壁LGS下地にボードを貼ります。
2.天井にグラスウールを敷きこみます。
3.天井にボードを貼ります。
4.天井に岩綿吸音板を貼ります。
GL工事
GL工事は、壁に接着剤を団子状に貼り、石膏ボードを貼りつける工法です。
軽天工事では幅を取り過ぎる場所や、収まりが悪いところでも施工しやすいため、
広く部屋を取りたいマンションなどで多く用いられている工法です。
GL工事のメリット
1.下地の調整や骨組みが不要
2.施工作業が容易で速い
3.比較的ローコスト
GL工事の流れ
1.GLボンドを壁に貼ります。
2.GLボンドの上にボードを貼ります。